2014年7月2日水曜日

アルゼンチンでの活動について

*Only Japanese

Global IBMの社会貢献活動として、アルゼンチンで1ヶ月活動に参加してきました。
日本人は私1人だけ、そもそもアルゼンチンのチームへ日本人が参加したのは初めてということでした。今回は10ヶ国の異なる国から来た計14人のメンバーとともに5月1ヶ月間をアルゼンチンのサルタという町で過ごしました。14人のメンバーは4つのチームに分かれ、それぞれお客さまを持ち、それぞれ異なる課題や問題に対して、1ヶ月かけて分析や調査を行い、最終的にソリューションの提案を行うというのが、大まかな流れです。

私のお客さまは、様々な環境下で困っている子どもたちを支援するNGO団体でした。小学生の子どもたちには、勉強したり、運動したりする場所を提供し、ボランティアやインストラクターの人たちが子どもたちの面倒を見てくれています。中高生に対しては基本的に奨学金を通して教育支援を行っています。子どもたちを支援するスポンサーを募り、スポンサーから支払われる寄付金が奨学金として子どもたちに付与される仕組みになっています。

決して大きな団体ではないですが、約20年ほど前からこの活動を続けており、年々成長を遂げながら、支援対象の人数を増やしてきました。将来的なことも考え、団体として抱えているIT課題(主にデータ管理)の解決を1ヶ月かけて私たちが支援するというのがざっくりとした今回の目的(要件)でした。

子どもたちがいるオフィスで毎日仕事をすることは、本当に幸せで、私たちには見えない様々な苦労や悲しみを背負っているはずなのに、いつも明るくて、私たちが仕事をしている部屋まで声が聞こえて、時にはいたずらで窓の外から私たちを笑わせることをやってみせてくれたり・・・沢山の元気と癒しを貰いました。それと同時に、本当に世界は広くて、自分は無力で、彼らのことを言語的にも歴史的にも環境的にも私は、ほんの少ししか理解できていなくて、すごく悔しい気分になりました・・・。
私は今後どうやったら、彼らの役に立てるのか・・・ひとつはこのNGO団体の成長をITで支援すること。これはもちろんそうなのですが、もっと個人として彼らの役に立てるのことがないのか、まだ答えが見出せていない気がします。



 

サルタでの最後の日は、子どもたちと一緒に折り紙を折って過ごしました。
遠い国の文化に興味を持って取り組んでくれて、嬉しい気持ちで一杯でした。そうやって、少しでも海外のことや外の環境を知ってもらって、自分たちの将来に対して前向きに夢や希望を持つことができたらいいなとありきたりだけど、そう感じました。




私が今回何より1番幸せだったことはチームメンバーとお客様に恵まれたこと。
Phil, Stefie, Vale, Maca, Mer and Anita. You are the best members for me!!!



彼らは本当にモチベーション高く、熱いパッションを持って、仕事に取り組んでいる素晴らしいメンバーでした。私は彼らから多くのことを得ることができたし、今までにない素晴らしい経験をすることができたことを嬉しく思っているし、とても感謝しています。 




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